臨港パークの猫おじさん
昨日はブラブラと臨港パークへ行ってみました。
臨港パークはベイブリッジを見渡せる海辺の公園です。
行ったのは、もしかしたら猫おじさんに会えるかなと
思ったのです。おじさんはいつも3時半頃来ると言うので、
時間をみはからって出かけました。そしたら会えました。
おじさんは買い物袋に猫の餌をたくさん入れて猫に囲まれてました。
おじさんは毎日毎日猫にエサをやりに来てるのです。
このあたりには他にも動物愛護団体とか、有志のエサやりさんがいて、
野良猫や捨て猫に不妊手術を受けさせて、手分けしてエサをあげて
いるそうです。「大変でしょう」とおじさんに言うと、「気になって
仕方がないから」と笑っていました。猫たちはみんな丸まると太り、
毛もツヤツヤです。おじさんは、猫たちがメタボだと言いながらも、
「野良猫が痩せていたら、見た人が悲しくなるから」と。
おじさんは自分でも猫を飼っています。
臨港パークにいた黒猫で、台風の時に1匹だけおじさんを
待ち続けていたその猫を、思わず連れて帰ってしまったそうです。
やさしいおじさん、今日も臨港パークにいるのでしょう。
動き回るので全部の猫の写真は撮れませんでしたが、
左のコはおじさんが「レオ君」と呼んでいた、長毛種の立派な猫です。
レオ君は捨て猫で、最初のころはおびえていましたが、人恋しいらしく、
ダッコが大好きだそうです。右のコはだいぶ前から臨港パークにいる猫で、
まんまるに太っていて、よく妊娠したメス猫だと勘違いされるそうですが、
男の子です。このコはダッコは嫌いだけど、おじさんの足下で甘えていました。
臨港パークには全部で12匹の野良猫がいるそうです。
他にも横浜美術館や日本丸のところに、それぞれ野良猫がいて、
みんなでエサやりと不妊手術をしているそうです。
おじさんは、とても物静かな人ですが、ボソッと一言、
「猫を捨ててはいけないね」と言っていました。